【子ども国会2023夏】未来の学びを考えよう@国会議事堂・衆議院議員会館での学び

2023年7月24日(月)。子ども国会2023の日でした。

子ども国会の詳細はこちらをご覧ください。
(終了済)https://kodomo-kokkai2023.peatix.com/

学童に12名の子どもたちが集合。
国会議事堂までの40分の長い道のりを経て、9時半前に到着。
まずは国会議事堂に見学に行きました。
初めて見る国会議事堂の中、その広く歴史ある様子を見て、子ども達は大きく関心をもっていました。

国会議事堂から帰ってきての全体での振り返りで、感想や意見を発表する子もいました。
その後お弁当を食べ、午後の活動が始まりました。

ここからが本番です。

アイスブレイクの後、
「学校ってなんのためにあるの?」ということを考えました。

「学ぶため!」という子もいれば、
きみそら学童のとある子は「色々な仕事につくため!」と言いました。

その後、各グループごとに考えました。
まずは自分で「学校って何のためにあるの?」「学校のどんなところが好き?」「好きじゃないところは?」を考えて付箋に書き、それをみんなでシェアしました。
すると「全員が好きなところ」「全員が好きじゃないところ」「好きな人もいる」などが見えてきました。

そうして出てきたみんなの中で多かった好きじゃないところ「テスト」(汗。
そこで会場で文部科学省の中川若菜さんに「テストは何のためにあるの?」と聞いてみました。
すると「テストは学びを確認するため」「じゃ、逆にどうしたら楽しいテストになるかな?」という問いが返ってきました。

楽しいテストってなんだろう?どうすればみんなが楽しく過ごせるのだろう?

 

会は進み、「学校になくて、あったらうれしいこと/もの」を考えました。
それも「うれしくない人もいた」「どっちでもいい」「全員がうれしい」と分けていきました。
そして1時間目の最後は「学校になくて、困っていること/もの」

2時間目には、それをプレゼンする時間に。
テーブルごとの発表や、国会議員の先生への発表をしました。

(2枚目はきみそらスタッフのまとめ)
ユニークな意見もありましたが、全体を通して子どもたちの発表の中心にあったのは「自分で選択する」ということでした。学び方・学校づくり・学ぶ内容など、自分たちで決めたいという意見がたくさん出ました。

「もちろん遊んでばかりはいられない」ということもありますが、「だれ一人取り残さない」「みんなが行きたくなる学校」を、当事者として考えることができたのではないかと思います。

そして全国から集まった他の学校の子どもと一緒にグループで発表する機会も、貴重な経験になったかと思います。

教育の形は、私たち大人が子どもだった時と少しずつ変わってきています。
AI・プログラミング・自由進度学習・GIGA端末の活用など、内容も方法も変化してきています。
それが子ども達の発表からも伺えました。

きみそらには、川崎市の学校に通う子が多くいます。
今回考えたことが、夏休み明けに学校に戻った時「自分が学校をより良くする」という当事者意識をもって過ごしていってほしいと思います。

先生や保護者の方々と一緒に、未来の学びを自分たちで切り拓いていけるように応援しています。
きみそらもそんな力をつける教育や環境を、これからもスタッフ・外部と連携しながら届けていきたいと思います。

2023.7.24

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